洛タイ投書箱



若者よ、新しい地域社会を築け
2015年 6月 1日


◆…いま現代社会は、新旧の地域社会変容の過渡期にきているのではなかろうか。私は次のように考える。
 一、昭和のバブル期以後の家族の解体、三代続いた家族は、個人単位となり、祖父母、夫婦、子供たちは個々に住居を求め、これまでの家族日常のコミュニティがなくなる。
 二、住居は洋式化し、縁側や「ひろしき」がなくなり、隣近所のコミュニティがなくなる。
 三、葬儀が密葬や家族葬が増え、広く社会全体を対象としての葬儀形態が失せ、これまでの地域共同体がなくなってきたこと。
 四、区や自治会からの離脱は役員になりたくないし、多い行事は精神的な負担になるため。
 五、想定外の各種犯罪の多発からの自己防衛のために、住居の無表札、カギかけ、電話番号等をかくす。
 六、伝統的な地域の神社の神事も現代的に日曜日などに変更。
 七、集落の中でこれまで続いた宮座は細々と続いてはいるが内容が徐々に現代風に変わり、日待講や朋友講など各種講は消滅、等々。
◆…ほかにもあろうと思われるが、現代人は古いしがらみやこれまでの慣行行事なるものは現代に相容れないものとして敬遠しがち。檀家寺の改築の高負担に耐えかね、離脱したいとつぶやく人もある。
◆…このようにこれまでの集落組織の変容を望む人たちも増えている。
◆…若者よ、新しい時代にふさわしい地域社会のコミュニティを再構築する時代に入ったのではなかろうか。今こそ若者たちの知恵と行動力に期待したいものである。(京田辺市草内・古川章)

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