京都:山城地方のニュースをお伝えします

2018年 1月 23日

TODAY NEWS

全員参加の社会を作ろう
城陽市

朗読ボランティア「陽声」



 視覚障害のある人に、よりよい情報提供と生活支援を行うことを目的に活動を続ける朗読ボランティア「陽声」(奥村宏代表)は21日、城陽市立福祉センター(寺田東ノ口)で京都府視覚障害者協会城陽支部(三木操支部長)の会員と「新春交流会」を開き、ゲームやアトラクションを通して交流を深めた。

 陽声は1983年に市が主催した朗読ボランティア講座の受講者14人によって、翌84年1月に発足。グループ名は「城陽の声」「太陽の声」に通じるものとして名付けられた。
 月2回発行される市の広報紙「広報じょうよう」や、年4回発行の「市議会だより」「社協だより」の音訳を手がける。また、グループ独自で編集、制作する「テープ雑誌・陽声」を月1回発行したり、リスナーの依頼を受けて図書の音訳をするなど幅広い活動を行っている。
 昨年9月に大阪で行われた「第47回朗読録音奉仕者感謝の集い」では、グループ奨励賞を受賞した。
 新春交流会は視覚障害のある人、ない人が共に楽しみ、交流を深める事を目的に毎年開催している。
 この日、陽声や京視協の会員約70人が参加。南部アイセンターの川島隆夫センター長や市社協の村松正康主事も駆け付けた。
 奥村代表が「世間では、障害のある人もない人も、全員参加の社会を作ろうという動きが見えるようになってきた。これも京視協や陽声の先輩方がこれまでに努力してきたことによるもので、すごいことであったことを実感している。自分たちも頑張っていきたい」とあいさつした。
 京視協城陽支部の小西卓巳副支部長が「昨年、陽声が奨励賞を受賞したことは自分のことのようにうれしい。陽声の方々には日々楽しませていただいている。日常生活に潤いを与えていただいている。全面的に支援していただいている。社会とのつながりを深められるよう今後ともご支援よろしくお願いします」と感謝の気持ちをあらわにした。
 アトラクションでは、陽声の松澤勝子さんが詩吟を披露。緊張していたのか時折失敗する場面もあったが、参加者たちは瞑想するかのように下を向き、静かに聞き入った。朗読が終わると会場から「本物の声だわ」と称賛の声が聞こえてきた。
 京視協の会員で構成するオカリナサークル「スマイル」による演奏では、「浜千鳥」や「びわ湖周航の歌」、「ふるさと」などを披露。オカリナの優しい音色が会場に響き渡り、参加者たちはメロディを聞きながら一緒に歌っていた。
 昼食を囲んで会食を楽しんだ後は、体操で体をほぐし、ゲームやアトラクションを楽しんだ。最後は「焚き火」や「雪」、「上を向いて歩こう」を全員で合唱。和やかな午後を過ごした。【鹿野達郎】
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