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2017年3月24日

TODAY NEWS

エコボール「見事な出来だ」
宇治 みっくすはあつ

八木澤理事長が作業見学



 硬式野球のボールを障害者が修繕する「エコボール」の取り組みを行っている、NPO法人就労ネットうじ「みっくすはあつ」に22日、元プロ野球選手で公益社団法人全国野球振興会(日本プロ野球OBクラブ)の八木澤荘六理事長(72)が訪れ、修繕作業を見学した。
 同振興会は、2014年1月からエコボール活動のオフィシャルサポーターを務めている。「今後の支援の参考にしたい」と、八木澤理事長自らが初めて作業現場の見学に訪れた。
 この日、4人の利用者が八木澤理事長を出迎えた。利用者たちは、ボールを拭く人、丁寧に縫い合わせる人、縫い目をきれいに整える人などに分担し、作業工程を披露した。八木澤理事長は「こんなにていねいに作業しているのか」や「十分使えるいい球だ」など、驚きの声を上げながら見入っていた。また、修繕されたボールを実際に触り「新品の状態よりボールの大きさは若干変わるが、使っていればすぐ元に戻る。練習球なら問題ないし、硬さもある。十分すぎるくらい。見事な出来だ」と絶賛していた。
 八木澤理事長は「50年ぐらい前、使っていたボールの破れを縫った経験はあるが、とても根気のいる作業だったことを覚えている。ボロボロになったボールを『球』によみがえらすことは、とても大変。ここの皆さんは、とてもスムーズに作業しておられる」と語った。そして「最後にボールを磨いているが、これには驚いた。ボールひとつひとつを大切にしていることが伝わり、感動した。来てよかった」と笑顔で話していた。今後のサポートについて「縫い合わせる糸などはサポートできるのでは。きょう見たことを踏まえ、考えていきたい」と述べた。
 「エコボール」は、みっくすはあつが09年から始めた取り組み。日々の練習で使い倒した「練習球」を、障害者施設の利用者が1球50円(4月からは100円)で修繕。大量にボールを使う高校野球チームなどに卸している。この取り組みは、北は北海道から南は熊本県まで、全国21事業所に広まっている。また、エコボールを依頼する全国の高校、大学などの野球チームは、今では179団体に増えている。【盛川振一郎】
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