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2017年3月24日

TODAY NEWS

「地域に開かれた学校」何処へ
城陽市教委

南城中生負傷事件の対応叱る



 21日朝、登校中の城陽市立南城陽中学校の男子生徒3人が通学路で、車で通りがかった男性会社員(41)に殴る、蹴るの暴行を受け、1週間程度のけがを負った傷害事件が、23日開かれた城陽市議会予算特別委員会(宮園昌美委員長・委員10人)で取り上げられた。議員からは、城陽市教委が「地域に開かれた学校」を標榜しながら、地域への情報提供が行われていなかったことに対し、厳しい指摘があり、井関守教育長は対応のまずさを反省した。

 村田圭一郎議員(無会派)は、事件発生後、きょうまで「安全安心メールがなかった」とした上で、「暴行の犯人は、その場から逃げている。中学校区にある青谷小や富野小にも連絡すべきではないのか。PTAの協力も必要であり、全校の保護者に伝えたのか」とたたみかけた。
 松尾貴仁学校教育課主幹は、質問と無関係な話をした上で「安全安心メールに流していない」(23日午後6時36分流れる)と答えた。議員は苦笑いしながら「安心メールの件だけ分かった」とし、再度「青谷小や富野小、学校の全保護者に通報したか」聞いた。吉川和秀学校教育課長がようやく「小学校に連絡していない。該当生徒以外の保護者にもしていない」ことを明らかにした。
 村田議員は「地域に開かれた学校であるべき。今回の件でも、地域の人の協力があって犯人がつかまった。地域力を強化しなければいけない。教育長は就任時、子どもも親も、教育に携わる者も、城陽市に住んでいて良かったと思える教育をしたい、と述べられ感動した。子どもの安心、安全に関わる出来事に教育長の的確な指示がなかったことは残念」と、情報を閉ざした対応を批判した。
 これに対し井関教育長は、「厳しい指導を受けた。全て遅かったと反省している。テキパキとしなければならなかったことがたくさんある。保護者には、情報を提供し、協力を得ることが大事。安全安心の学校づくりに努力していく」と反省の弁を述べた。薮内孝次教育部長は「今回の出来事を教材とし、検証してどう対処することが安全安心につながるのか研究していきたい」との考えを示した。



■学校トイレ洋式化一体いつ
 土居副議長
 30年度以降に計画立てる
 薮内教育部長

 委員会ではこのほか、学校トイレの洋式化について土居一豊副議長(城陽絆)が「50%を目標にするというが、いつ達成するのか目標年度を明確にすべき。具体的に数値で示している市もある」と衝いたが、薮内教育部長が「当面改修が必要な、寺田小と久津川小の男女兼用トイレを先行して行う。洋式化については、平成30年度以降に計画を立て、予算を確保していく」との見通しを示したのにとどまった。
 議員はまた、市営の宿泊施設「プラムイン城陽」の指定管理者公募に関して、「プラムインとアイリスインでは、市と業者負担の内容が異なるのではないか。平成27年度予算でみると、100万円を超える補修などはプラムインは全て市が負担しているが、アイリスインは市が負担すべき238万円をアイリスインが負担している」と、指定管理者による対応の違いを指摘した。藤本隆文化スポーツ推進課長は「アイリスインには資力がある。自分の力で負担すると言い負担した。市としては同じ対応をしている」と答えた。
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