京都:山城地方のニュースをお伝えします

2017年8月17日

PHOTO FLASH
館内に響く「ねりこみ囃子」
きょうの一枚


宇治田原町奥山田
奥山田ぼんぼん祭り

 宇治田原町奥山田に伝わる伝統芸能「ねりこみ囃子」の演奏が15日、奥山田会館(奥山田政所)であった。外から雨音が聞こえてくる中、住民らがおはやしの音を館内に響かせた。
 ねりこみ囃子は五穀豊穣と疫病退散を願う伝統行事で、江戸時代から伝わったとされる。昔は正月に行っていたが、いつからか毎年お盆の夜に実施されるようになった。
 戦後30年余り途切れていたが、1972年に戦前を知る住民らが復活させた。2007年の奥山田小学校閉校など、過疎化で後継者不足に悩まされる中、現在は自治会が中心となって守り伝えている。住民には「ぼんぼんまつり」と呼ばれ親しまれているお祭りだ。
 通常ねりこみ囃子は、同地区氏神の天神社まで練り歩きながら奉納するが、この日はあいにくの雨。奥山田会館内で演奏を披露することになった。
 多数の見学者が見守る中、地域の住民や子どもたちなど約50人がはっぴ姿で登場。西谷信夫町長も参加し、かね、太鼓、横笛で京都の祇園囃子に似た音色を打ち鳴らした。それぞれのパート演奏が終わると、お囃子のクライマックスとなる合奏を披露した。
 演奏が終わると会場は大きな拍手に包まれ、西谷町長が「地域が活性化できるよう、つながりを大切にしていきたい」とあいさつをした。そのほか奥山田バイパスの問題や子育て支援に力を入れていきたいという話もあったが、区長から「町長のあいさつは長い」とツッコミが入り、来場者はみな大笑い。
 会館の外では夜店を開設。焼きそばやおでん、金魚すくいなどが出店される中、狭いテントの中に住民らがところせましと集まり、心を寄せ合った。【鹿野達郎】
【写真は太鼓や笛の音色を響かせた「ねりこみ囃子」(宇治田原町奥山田)】

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