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2018年6月11日

TODAY NEWS

地域の伝統、受け継ごう
宇治田原の小学校

魅力あふれる公開授業



 宇治田原町の2小学校で9日、地域住民や保護者に授業の様子を紹介する「学校公開」が行われた。各学校や各学年で特別授業や体験学習も行われ、訪れた住民たちは宇治田原町ならではの教育方針を身近で感じた。
 町立宇治田原小学校(池尻一広校長、231人、岩山丸山)では、宇治田原茶業青年会(谷口悟司会長、会員75人)による4年生の「お茶の作り方」講座が行われたり、3年生は音楽室で「ねりこみ囃子」の実技指導を受けた。
 ねりこみ囃子は、奥山田に江戸時代から伝わる伝統行事で、鐘や太鼓、横笛の音を響かせながら地域を練り歩き、同地区氏神の天神社にしめ縄を奉納、その年の五穀豊穣を願う祭り。毎年8月15日に行っている。
 授業では、奥山田の上辻宏和区長をはじめとする「奥山田地区ねりこみ囃子保存会」のメンバー6人が来校。そのほか保護者以外にも池尻校長や町立維孝館中学校の吉原昭校長、西谷信夫町長、増田千秋教育長、岩井直子学校教育課長、山内実貴子議員が見学に訪れた。
 ねりこみ囃子の歴史などについて説明があり、雨乞いのために楽器を鳴らすことが児童たちに伝えられた。
 メンバーの釜淵誠二さん(44)が楽器演奏の実技指導を行い、児童たちには太鼓と鐘がそれぞれ手渡された。釜淵さんやメンバーが見本を見せ、「コンチキチンン」という独特のリズムを刻み込んだ。
 児童たちは楽譜に見立てた赤や青のマークが書かれたボードを見ながら、同じように鐘や太鼓を鳴らした。すると、釜淵さんから「元気はあるけど、リズムがずれている」と厳しい指摘が。
 鐘や太鼓の音に、メンバーが笛の音色を付け加えると、伝統的なアンサンブルが音楽室を包み込んだ。児童たちはリズムをうまくつかもうと、楽しそうに楽器を鳴らしていた。後半は太鼓と鐘を入れ替えて、それぞれが別のパートに挑戦した。
 このほか、モニターを使用したモジュール授業なども公開された。昼休みの後はPTAが主催するドッヂビー大会を開催。子どもたちがグラウンドに出て、元気に駆け回った。【鹿野達郎】
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